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えっ携帯みるの?~南の島でナニかを叫ぶ旅行記その13~

旅行記
02 /22 2016
今日は2月22日。

冬至の日に比べて85分、日が長くなりました。

南の島でナニかを叫ぶ旅行記その13。

最後の日はパラセイリング。

パラセーリング

事前になんか説明されるのかと思いきや、

いきなりスタッフに君たちコッチ来い、と呼ばれ、

呼ばれた先で金具を装着させられ、

あれよあれよという間に空に放たれました。

わたし、まるで風船。

あらあら、さっきまで乗っていたボートがどんどん小さくなるよ。

まぁでも楽しい。空が近いわ。
ほら下を見て!海があんなに遠いよ!

『無理っ無理っ無理っ…!』

こういうとき、隣が同じテンションで楽しめる人だといいね。
残念ながら今日はそういうわけにもいかないようだね。

…高所恐怖症の夫は隣で情けない声を出している。

あらあら、気がつけば他のパラセーリング客よりずっと遥かに高いところまで昇って行くようですね。

こういうのは高さによって値段が違うらしいので、まぁ、ラッキー。

『まだっ?まだ降ろしてくれないの!?』

あがったばかりですよ、あなた。

あらあら、気がつけばボートが豆粒のよう。
豆粒って誇張じゃないわ。ソラマメくらいの大きさだもの。

最初は風船のようだと思ったけど、こうなるとまるで凧のようというべきか。
それも子供が調子に乗って高いところまで上げすぎちゃって若干後悔するレベルの高さだ、これ。

…もしかしてこのツアー、一番高い所まで上るツアーでした?

『もう降ろして…』

夫は気絶しそうだった。

少し離れたところでは、私たちの半分以下の高度で飛ぶパラセイリング客が見える。
あのツアーにあたればよかったのに、なんて運のない旦那さまだ。

飛びたってから15分後、わたしたちは無事に戻った。

ああ、楽しかった。(私は)

『エンジョイした?』
白人のおじさんが聞いてきた。次は彼らが飛び立つ番だ。

夫は、明らかにヘロヘロのくせに親指をぐっと立てて『楽しんだよ!』という返事をした。
あなた強がってるのがバレバレですよ。

白人おじさんたちが飛び立った後はボートで休憩。
パラセイリング

夫はぐったりしてる上に、命綱を必死で握り続けたため手が痛くなったという。
ディ●ニーランドでうっかりスペースマウンテン乗った後もこうだったな。
なんでパラセイリングやっちゃったんだこの人は。

そのとき、乗組員の一人がiphoneをいじってるのが目に入った。
仕事中に携帯いじっちゃいけませんなぁ。
これからのお天気でもチェックしたのかしら?

その後、白人おじさんたちも降りてきて、みんなで浜に戻った。

はっきりいって浜に戻るときのボートは絶叫マシンより恐ろしかった。

さすが繁忙期。次の客が待ってるから早く帰りたいと言わんばかり。
パラセイリングは楽しんだが、このときばかりは本気で叫んだ。

『オーマイガー!オーマイガー!!』

なんで英語で叫ぶのか?
そりゃ英語で叫ばないとヤバさが伝わらないからだよ運転手に!
だから私は英語で叫ぶ!オーマイガー!!!!!

一緒にきた客引きの男は余裕ぶってたが、私は見た。
ボートの運転が荒くなるたびにその辺のロープをぎゅって握りしめてたのを。
あなた実はちょっぴりビビってません?

海ではジェットスキーに引っ張られたバナナボートが高速で動いていた。
しかしそれより早く移動する物体があったのさ。それが私の乗ったボートさ。

定価より1000ペソ安くしてもらった上に、
バナナボート以上のスリルを味あわせてくれるだなんで。
なんて親切なツアーなんだろうね(そんな親切はいらん)

ところでその日一番怖かった話は、これじゃなかった。

浜から戻る途中で、だいぶ回復した夫が話してくれた。

『あのスタッフさぁ、白人のおじさんの携帯見てたんだよね』

えっ…!?

つまりこうだ。
白人のおじさんがパラセイリングで空の旅をしていたとき、彼のiphoneがボートに残された。
それをボートの乗組員の一人が我が物顔でいじってた、と。

私はそれをみてスタッフが自分の携帯をいじってるのだと勘違いしたけど、
実は他人の携帯だったのだ。

なにそれ、怖いわ!!

ちなみに私たちの携帯はいじられてない、はず。
一緒にきた客引きの男に、荷物一式を預かってもらっていたから。
(その前にロックかかってるけどね)

とてもとても怖い話だった。

別れ際に、客引きにチップを渡した。多めに。
いろいろと面倒見てくれたし、何より彼のおかげで荷物がガードされたし…。

客引きは笑顔で受け取り、足取り軽く帰っていった。

しまった。
最初っからチップあげると言っとけば、もっと安くしてくれたかもしれない。

次に来ることがあったらやってみよう。

もっとも夫は二度とパラセイリングは嫌だといっているが。

そしてもし次来ることがあっても携帯は放置しないようにしよう。きめた。

つづく。



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