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客引きさんごめんなさい~南の島でナニかを叫ぶ旅行記その12~

旅行記
02 /20 2016
今日は2月20日。

南の島でナニかを叫ぶ旅行記その12。

日が変わって1月2日。
3日の早朝に出発するため、ここで過ごすのは今日が実質的最終日になる。

『ハローマム!センキュー!!』

ホテルを出ると例の帽子売りに挨拶された。
数日前に帽子売っただけの私を覚えているだんて、彼は義理堅いのか。
それとも私はよほどの上客だった(つまりぼったくられた)のか。

しかし今日はぼったくられたくない。高いアクティビティに参加するからだ。
そう、パラセーリングに。

↓パラセーリング。
パラセーリング

このアクティビティ、それなりに高い。

ある日本語のサイトで予約しようとすると、
一人当たり4000ペソ≒12,000円という○○○○○価格であった。
(○○○○○はお好きな言葉をいれてください)

しかしながら現地の客引きのおじさんの持ってるカードによれば、
定価でも2人で3500ペソ≒10,500円。
2人です。繰り返しますが2人分でこの価格です。

もっとも一人参加の場合は2人分のスペースを独り占めすることになるため、
4,000ペソというのもありえない価格ではない。たぶん。

ホテル近くのストリートで客引きに話しかけられるを待つ。

ふふふ。

日本では、『ただ立ってるだけで男性が寄ってくるの~♪』なんてことは
夢のまた夢だったが、ここではそれが叶うのだ!

…まぁ、彼ら(客引き)の目当ては私のお金だけどね。

しかしお金目当てでもいい。
ここでの私は男性(客引き)にモテモテすぎる。
ある意味ディ○ニーランド以上に夢の国なんですわ。

…まぁ、あの夢の国も結局は私のお金が目当て…ゲフンゲフン。

『ヘイマム!アイランドホッピング?バナナボート??』

客引きゲット!
(ゲットされてるのは私のほうだ)

わたし『パラセイリングがしたいの』

客引き『パラセイリングは2人で3,500ペソだ』

知ってる。それが外国人観光客向けの定価だということも。値引き前提の価格だということも。

わたし『でぃすかうんとぷりーず』

客引き『3,300ペソだ。一緒にいって写真も撮るよ』

だから断る!

だって色んな客引きと交渉して、値引きの相場を知りたいじゃない。
200ペソしか値引きする気がないなら、ノーセンキューよ。

わたし『2500ペソならOKだけど、そうじゃないならノーセンキュー』
(例により、無茶な値引きで婉曲的にお断り作戦)

客引き『…2700ペソならどうだ?』

お前も値引くのかよ!!
新品だから値下げしないと言ってたのにあっさり半額にした服屋の店員といい、
ほんと言い値が信用できん島だわ。

2700ペソなら行ってもいいって思ってたけど、微妙に面白くないからもっと安くしないといかない!
(※もちろん心の声)

それから何度かの応酬を経て、最終的に彼はちょっと辛そうな声でこういった。

客引き『わかった。2500ペソ』

はい決定。いろんな客引きと話すつもりだったけどもういいわ。
浮いた1000ペソ(≒3000円)でカニでも食べよう。

客引き『じゃあ今から向かうぞ』

あ、待って。海に落ちるかもしれないからタオルほしい。

私『これから私たちが泊まってるホテルでタオルをレンタルする。OK?』

このときの彼の脳裏になにが浮かんだのか、このときの私はまったく気づかなかった。

タオルを借りるためにはホテルの敷地に入らないといけない。
もちろん部外者である彼は入れない。
だからここで待っててね。

…というのはごく自然な流れだと思う。

だからタオルを借りてホテルの敷地から出たとたん、彼が飛び出してきたのには本当に驚いた。

しかもわりと真剣な表情で。

客引き『さあ、いこうか。タオルを持つよ』

これはどう考えても、私たちのこと疑ってた。
タオルを取りにいくといってホテルに逃げ込み、そのままバックれる客もいるんだろう。
失礼な。わたしそんな女じゃないわ。

数分あるいて、案内された先のテントで料金を払うように言われた。2500ペソ。
値引きは客引きの判断に任されているので、表示価格より安くても客引きがそうといえばその価格なのだ。

聞いた話では客引きは料金の10%を受け取るそうなので、値引きのしすぎは客引き本人の首をしめることになる。
あら、悪いことしちゃったかしら。

ボートを乗り継いでパラセイリング可能な場所へ。

客引きはタオルを持ったままついてきた。
宣言どおり写真を撮ってくれるらしい。あとでチップはずも。

ボート内には船乗りが数人。それと付いて来た客引き。あと客がもう一組いた。
白人のおじさんとアジア系の女性のカップル。

『ハイ!君たちパラセイリングは始めてかい?怖いかい?』

白人のおじさんに話しかけられた。こいつもきっと北米人だろう。

わたし『あー、初めて。でも私はエキサイトしてる』

私はね。隣の夫(高所恐怖症)はプルプル震えてるような気がするけどね。

おじさん『いいかい、リラ~クス、それから、エンジョイだ』

わたし『おーけー!えんじょいするよ!!』

リラックスという言葉に、脳内で『リラクシ~ング♪』という声がよみがえった。
あぁ、あれまだ昨日のことか。なにがリラクシングだ、あの案内人め…。

ボートの中でなにかの書類が渡されて、サインしろといわれた。
何かあっても文句はいいません、という誓約書だろう。
意外にしっかりしてるのね。

では私も書類の文面をしっかり読もう。どれどれ…。
あ、いいから早くサインしろって?
はいはい、そんなこと言ったら私の分も夫の分もまとめて私がサインしちゃいますよ?え、いいの?

前言撤回、全然ちゃんとしてないーーー!!!

夫とはいえ、他人になりすましてサインをしたのは生まれて初めての経験です。
大丈夫かこの会社。

つづく。

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