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海をなめてた罰1~南の島でナニかを叫ぶ旅行記その10~

旅行記
02 /13 2016
今日は2月13日。

冬至の日に比べて66分、日が長くなりました。

南の島でナニかを叫ぶ旅行記その10。

アイランドホッピングにきたはいいのですが、
フィリピン人がみんな酔っぱらっているということでこんなセイリングボートを用意されました。
セーリングボート
そしてこのボートの乗車位置は左右に張り出した網の上。
乗ってるだけで太ももの裏がメロンネットになる仕様となっております。

さて出発進行。3時間半のツアー。

最初に目指すはクリスタル・ケーブ。
…数日前に波が荒すぎて無理やり行こうとしたボートが転覆したという場所。
今日は大丈夫というお墨付きをもらってるとはいえ、なんだか不安だ。

そもそもだ。

このセイリングボートというもの、つかまる場所が無い。
にもかかわらず結構ゆれる。

ゆれるというか、ゆれるどころの話じゃない。
揺さぶられる。海風に、波に。

案内人がお休みポーズをしながら言ってたのを思い出す。
セイリングボートは『リラクシ~ング♪』だと。
ああ、何がリラクシングだ。

波も、最初はよかった。穏やかな海だった。
でも浜辺を離れると穏やかな表情は一変した。

擬音で例えると、ざっぷ~ん!ざっぷ~ん!!ざっざっざぷ~~~~~ん!!!!

…ここはさざなみがビッグウェーブになるための訓練場かっ!?
いつか成長してナザレ沿岸で30mの大波になりたいのか?でもポルトガルはちょっと遠いとおもうぞ!

というのはおおげさだが、それでも波は1mちょいくらいの高さがあるようにみえた。
そのブロック塀のような波が、こっちに*向かって*押し寄せてくる。
(どうやらボートは波に向かって垂直につっこんでいかないといけないらしい)

そして海面から数十センチ浮き上がっただけの私たちは、
それらの波と毎秒ごとにご対面し、乗り越え、そしてまた新たな波に襲われる。

…そしてつかまるところは一切無い。

『この時期は波が荒いから酔っちゃいますよ』
そう、日本人のスタッフは言っていた。
彼は正しい、そして間違っている。

怖すぎて船酔いしてる余裕ないわ!!!

わたし、海をなめてた…。

ざっぷ~ん!ざっぷ~ん!!ざっざっざぷ~~~~~ん!!!!

てんぷく!てんぷく!てんぷくする~~~!!!!!

なにがリラクシ~ング♪だ、うそつきーーーーー!!!!!!

ああもう誰か助けて…。

船長(ちょいメタボ)はキリっとした顔つきで次々に来る波に向かっている。あら素敵。

したらその船長がいった。
『君たち、右に移って』

あら。ここで一時停止して乗る場所を変えなきゃいけないの?

んなわけあるかい。海の上!

…今わたしたちが乗ってるのはボートの左側にせり出したネットの上。

つまり、このざっぷんざっぷん揺れてるボートの上で
つかまるものも何も無い不安定なネットの上で
数メートル移動して右のネットに移れと。

そんな無茶振りするなら最初に言ってくださいよお!

と、主張できるほど私の英語力は(以下略)

というわけで死ぬ気で右に移りました。
落ちたら恨んでやる。

移動させられた理由はすぐわかった。
大きな帆を左右に動かすことで進行変更をするシステムらしい。
つまりこれからも進路変更するためにこの綱渡りにも等しい曲芸をしなくちゃいけないのか。心が重い。

ちなみに私がひぃひぃ言って移動してる間に、
助手のモヒカンボーイは細い木材の上をさっと歩いて右側に移動していた。
足元はまさかのビーサンである。おみそれしました。

どうでもいいけど、彼らは私たちがどれだけ叫ぼうと慌てようと、
きわめてクールに仕事を遂行している。笑われても仕方が無いのに。
プロ意識かしら。外国人観光客の慌てぶりなんかなれてるのかしら?…きっと後者だ。

島が近づくにつれてまた波は穏やかになってきた。
船長は腰をおちつけてタバコを吸いだした。
さっきまでと比べて表情がゆるんでいる。

…まさか、さっき実はやばかったんじゃないでしょうね。疑心暗鬼。

そして島に到着。
意外にも船はいっぱい停まっていた。
お酒をのまないフィリピン人もいるのだろう(もしくは飲酒運転だろうか)

こんな島。
ボラカイ島
島は観光客でいっぱいでした。

長くなりましたので二つにわけます。たぶん明日更新。


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